[広報担当のつぶやき②]
一昔前のインターネットは検索しても医療・看護の専門的内容に関しては、なかなか得たい情報にたどり着かないなんてこともありましたが、今はまったくそんなことはありませんね。学術情報にも充実しているし、MOOCsに代表されるような無料で学べるオープンプラットフォームもあります。そして、Youtube等のSNSにも無数の学習コンテンツがあり、インターネットは宝の山状態ですね。さらに、医療・看護界は、雑誌や書籍等々の印刷物も非常に多い業界です。
巷にあふれる山のような情報の中から、適切な情報を収取・評価・整理・使いこなす情報リテラシーが学ぶ側に求められます。しかしながら、情報があまりにも多いため、何が重要な情報なのか、必要な情報なのかが判断できなくなってしまうなんてことも起こります。また、最初の方に目についた情報でお腹いっぱい、自分が理解できる程度の情報までしかみない、と本当に適切な情報を得ているとは言い難い人もいるのではないでしょうか。
こういった中で、学習を提供する側としては、やはりテーマに対し適切な情報に基づいた内容であることは当然ながら、
- 誰しもが理解できる言葉で伝えること
- なかなか言葉では説明しにくい/説明されてこなかった暗黙知を言語化すること
- 基本的な知識や概念等を知るだけではなく、それを実際にどう活用するのかの例示を示すこと
が重要だと思っています。
アドバンスセミナーは、上記のことにこだわり、スライド等を何度も作成しなおしてくださっているプログラムの1つです。各プログラムの動画撮影が始まりだしています。7月の学術集会が本当に楽しみです。
