学術集会長挨拶

この度、2021年7月1日(木)〜31日(土)、第17回日本クリティカルケア看護学会学術集会を開催させていただく運びとなりました。開催にあたりまして多くの方々のご支援とご協力に心から御礼申し上げます。当初はパシフィコ横浜での開催を検討しておりましたが、昨今の事情を鑑み、Web開催といたしました。現在、Web学術集会ならではの多彩なプログラムを検討しております。

本学術集会では「多様性」をキーワードとしました。この「多様性:ダイバーシティー」には、性別・年齢・国籍などの『属性』と価値観やライフスタイルという『思想』の2つがあるとされています。我が国では、単一の価値観や周囲との同調をよしとする文化が根付いており、過去には多様性を排除する風土があったかもしれません。しかし、世界的なイノベーションの加速や国内の労働者人口の減少などを受け、今では多様な人財の確保や働き方改革など施策が変化しています。
「多様性:ダイバーシティー」をクリティカルケアに照らしてみますと、クリティカルな患者の病態構造の複雑・多様化に加え、治療選択における意思決定や急性期からの在宅移行、IOTを活用した遠隔医療などへ拡大しています。このような背景に伴い医療者の価値観も刷新していくことが社会から求められていると考えます。

このような流れを受け、本学術集会では「クリティカルケアにおける多様性への対応-Correspondence to Diversity in Critical Care Nursing-」をメインテーマといたしました。

このメインテーマを検討した2019年12月には世界中がこのような事態に遭遇することなど予想しておりませんでしたが、瞬く間に強制的に様々な事態が変化していきました。クリティカルケアを担う会員の皆様は臨床および教育の場において様々な困難や苦悩を体験しながらも、新たな生活や新たな価値創造に向けて無我夢中で進んで来られたと推察いたします。刻々と変化する時代にあわせ、クリティカルケア看護領域へ新たな知見と示唆を提供できることを願うとともに、多くの皆さまにご参加いただけることを熱望しております。

このご挨拶を書いている現在、COVID-19の猛威に世界中が恐怖の渦に陥っております。
どうかこの状況が1日も早く収束し、世界中にいつもの日常が戻ることを祈ります。

第17回日本クリティカルケア看護学会学術集会
学術集会長 藤野  智子

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